Windowsのサポート期限
Windows XPは2009年4月14日にメインストリームサポートが終了。現在は、延長サポートの状況になっています。「延長サポート」とはセキュリティー更新プログラムの提供のみ。有償サポートは受けられますが、無償サポートや機能追加などのサービスは提供されません。 Windows Vistaは、延長サポートに切り替わり、サポート終了は2017年4月11日の予定。 Windows 7は、まだメインストリームサポートの期間で2015年1月13日までです。延長サポートの終了は2020年1月14日。 最新のWindows 8は、メインストリームサポート期間は2018年1月9日まで。サポート期限は2023年1月10日。
XP搭載パソコンにWindows 8(またはWindows 7)は導入できる?
サポート期間が終了したXP搭載パソコン。その後の使い道は幾つかの方法が考えられます。 一つめは、Windows XPからサポート中のWindowsにアップグレードすることです。例えば、Vistaが登場した当初、一部のパソコンにはXPへのダウングレードできるディスクが付属していました。このディスクを利用し、Windows Vistaに戻せばパソコンの寿命が3年間延びます。ディスクが付属せず、自分でリカバリーディスクを作成する機種もあります。
Windows XPからWindows 8(またはWindows 7)に乗り換えることも可能です。ただし、古いXP搭載パソコンはシステム要件を満たせず、使えない場合もありますので、マイクロソフトが用意しているアップグレードアシスタントを利用して、Windows 8が使えるか調べてみましょう。このアップグレードアシスタントを実行すると、パソコンのハードウエアからUSB接続している周辺機器、インストールしているソフトウエアがWindows 8で使えるか調べてくれます。
Windows 8 へのアップグレード http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/upgrade-to-windows-8
Windows 8(またはWindows 7)で使えないとわかったら、インターネットに接続しないで利用するくらいしか、方法がありません。企業などでXP環境が必要な場合を除き、新しいパソコンに買い替えることをおすすめします。その際、問題となるのは不要となったXPパソコンの処分方法です。パソコンは「パソコンリサイクル法」により、販売したメーカーに対して回収が義務づけられています。このため、ユーザーが勝手に処分することはできません。処分するときは、購入したメーカーが設置している窓口に連絡してパソコンの回収を依頼します。2003年10月以降に発売されたパソコン(パソコンリサイクルマークがついたもの)なら無償で回収してくれます。
なお回収前には、データ消去ソフトなどを利用して、ハードディスクドライブ内のデータを読み取りできないようにすることも必要です。
ハードディスクのデータ消去、パソコンの処分はご相談ください。
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